2024年10月17日(東京)
株式会社D’isum(本社:東京都港区、代表取締役CEO:金田哲也、以下D’isum)は、2023年に続き、世界最大級のテクノロジーイベントであるGITEXが10月13日から16日までに開催したスタートアップイベント、Expand North Starに出展しました。GITEXは世界180カ国から6,500社もの出展企業、1,200社にものぼる投資家が集うアラブ首長国連邦のドバイで開催される展示会であり、Expand North Starは、その一翼を担うイベントで、今年は2,000社以上のスタートアップが参加しました。
D’isumは、JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)によってアレンジされたジャパンパビリオンに、選抜された他の日本のスタートアップ21社と共に参加、新たにプロトタイプを開発したSAS(睡眠時無呼吸症候群)をスマホで検知するSAS’Eyeを中心に当社のテクノロジーを披露しました。欧米、EMEA、アジアをはじめ世界各国から連日100名以上の事業会社、政府関係者、投資家などをはじめとする人々が当社のブースを訪れ、SAS’Eyeについての説明に熱心に耳を傾けました。実際に興味を持った数十名の訪問者には、無料トライアルが体験できるQRコードを提供しました。
「昨年は当社のデータ分析にかかる基本技術の説明を中心に当社の紹介をしましたが、今年は、実際に人々が体験できるSAS’Eyeのプロトタイプができたので、より多くの人々から注目を集めることができたと思います。ドバイは、人口の約8割が外国人の富裕層であり、SASに関する興味は高いと感じました」と展示会に参加した同社の代表取締役COOの成松恭多は述べました。「また、JETROの紹介で、ドバイで睡眠障害を専門としている医師とも知り合うことができたので、当地でのSAS’Eye普及の足がかりができたと思います」と感想を述べました。
D’isumが独自に開発したSAS’Eyeは、スマートフォンで寝息を録音することで、SASの症状を判定することができるアプリです。一般的にSASの簡易スクリーニングは、パルスオキシメーター血中酸素濃度を測定することで実施されていましたが、スマホとネットワークだけあれば、いつでもどこでも、容易にSASのリスクを検知することができる世界でも数少ないアプリです。同社は2025年第二四半期の商用化を目指して精度やUXの向上に努めています。